「ビタミンCの日」実態調査2026【後編】 最新傾向からわかるビタミンCの現在地
- ・2018→2026 男女別にみるビタミンCへの期待度
- ・摂取方法による体感の違いが明らかに
- ・「吸収率」への認識ギャップも今後の課題
- ・番外編:「成分買い」がブームの今、人気はビタミンC!
- ・医師と生活者の「ビタミンC観」に新たな課題も
4月4日の「ビタミンCの日」が命名された2018年から8年。前編では当時行った1万人以上への大規模調査を今年も実施し、ビタミンC理解の現状を紹介しました。後編ではその変化をさらに深掘りし、摂取目的や体感、選び方に関する最新の傾向を分析。2026年のいま、ビタミンCはどのように捉えられているのか──最新データから、その現在地を読み解きます。
前編はこちら
「ビタミンCの日」実態調査2026【前編】 1万人アンケート結果が示すビタミンC理解の変化
2018→2026 男女別にみるビタミンCへの期待度

▲有効回答数:1,000人(男性500人 女性500人)
※グラフの内容はアンケートに回答した生活者の見解です
2018年アンケートで「ビタミンCを摂取する目的」を調査した際、男性は健康関連の回答が多かったのに対し、女性では美容目的での回答が多い結果に。ビタミンCに対する男女間での期待内容の違いが浮き彫りになりました。
同じくビタミンC摂取の目的を伺った2026年の結果が以下になります。

▲2026年3次調査より
※グラフの内容はアンケートに回答した生活者の見解です
ビタミンC摂取を「健康のため」とした回答は男女ともに増加し、いずれも約1.7倍となりました。特に女性は美容目的より健康目的が多くなったことが特筆すべき点です。8年前は「ビタミンC=美容のための栄養素」と捉える女性が多かったことと比較すると、現在は「美容の土台となる健康」に重きをおく意識へと変化している様子がうかがえます。
ビタミンCを摂取する目的に関して、健康目的での男女差は2018年から大きくは変わらないものの、回答率は大幅に増えました。ビタミンCは8年前よりも『健康のインフラ』へ進化しつつあると言えるでしょう。
摂取方法による体感の違いが明らかに
過去1年以内にビタミンCのサプリメントや健康食品を購入し摂取した人の実感についても調査しました。 
▲2026年3次調査より
※グラフの内容はアンケートに回答した生活者の見解です
何らかの実感を得られている人が56.1%と半数以上に。
さらに、その方たちの摂取方法とのクロス分析を行ったところ、以下の結果が得られました。 
▲2026年3次調査より
※グラフの内容はアンケートに回答した生活者の見解です
この結果によると、「医療機関で処方されるビタミンC点滴」を選択している人では「変化あり」との回答が約90%と最も高い結果となりました。「サプリメント(液状)」「医療機関で処方されるビタミンC剤」が続き、つまりは実感値が高いことがわかります。
なお、医師50名に伺った「ビタミンCの摂取方法として有効だと思うもの」アンケート結果によると「医療機関で処方されるビタミンC 点滴」が最多となりました。さらに3位の「処方の経口ビタミンC剤」も生活者の実感は高く、医師が推奨する方法と実感の傾向には一定の一致が見られます。 
▲2026年調査より
※グラフの内容はアンケートに回答した医師の見解です
また、生活者からはビタミンC摂取方法として「普段の食事から」と「果物ジュース。野菜ジュースなど」との回答率が合計58.1%と過半数となっています。対して、医師の58%が「ビタミンCの摂取方法としてよくある誤解」として「食事だけで十分だと思っていること」を挙げています。こうした認識のギャップも、ビタミンCを摂取しても「変化なし」と回答する人が一定数存在する結果の一因と考えられます。 
▲2026年3次調査より
※アンケートに回答したの生活者の見解です

▲生活者:2026年3次調査より/医師:2026年調査より
※グラフの内容はアンケートに回答した生活者と医師の見解です
「吸収率」への認識ギャップも今後の課題


▲生活者:2026年2次調査より/医師:2026年調査より
※グラフの内容はアンケートに回答した生活者と医師の見解です
現在、生活者がビタミンC製品を購入する際に重視しているのは、価格と成分量がツートップに。一方で、医師がビタミンC製品を勧める際に重視しているのは「吸収率」が1位です。生活者で2位の「成分量」は最下位でした。
前編では医師と生活者のビタミンCに対する必要量への認識の差が埋まったことをご紹介しましたが、医師が推奨する「吸収率」への認識にはまだ差があることが示されました。
番外編:「成分買い」がブームの今、人気はビタミンC!

▲2026年2次調査より
※グラフの内容はアンケートに回答した生活者の見解です
ビタミンCをインナーケアに取り入れている人がスキンケアアイテムを購入する際に重視する成分も調査しました。結果はビタミンCが1位に。「成分買い」がブームとなっている今、ビタミンCのスキンケアへの期待度の高さが改めて示されました。
なお、年代別にみると、コラーゲンやレチノールは40代以降の女性から、PDRNやCICAは20代30代女性からの支持が高いなど年代や性別のバラつきが見られましたが、ビタミンCは世代・性別問わずすべての層から1位を獲得しています。
医師と生活者の「ビタミンC観」に新たな課題も
ビタミンCは現在、内外ケアともに多くの方からの期待度が高い人気の成分であることが浮き彫りになった2026年の「ビタミンCの日」大アンケート調査。支持される一方で、吸収率への認識や製品の選び方には医師と生活者のギャップが大きく、まだ発展の途上にあるとも言えます。
ますます市民権を得ているビタミンCは、「何を選び、どう摂るのか」に加え、「どのように届けるか」も問われるフェーズに入っています。より実感を得て、健やかな日々を送るために。ビタミンCのある生活を心地よく楽しめるヒントを、今後も発信していきます。
【2026年実施調査概要】
調査名:ビタミンCに関するアンケート調査
調査対象者:
【生活者】
<1次調査>全国の20代~50代男女1万人
<2次調査>1次調査にて「ビタミンCを含むサプリメントや健康食品を過去1年以内に購入した」と回答した全国の20代~50代男女1,000人
<3次調査>1次調査にて「ビタミンCを含むサプリメントや健康食品を過去1年以内に購入した」と回答した全国の20代~50代男女1,000人(再調査)
※1次・2次・3次ともに年代と性別の回答者数が均等になるように調査
【医師】 ビタミンC点滴療法を行う/Lypo-C取り扱いのあるクリニックに所属する医療従事者50人
調査期間:<1次/2次調査>2026年3月6日(金)~3月10日(火) <3次調査>4月7日(火)
調査方法:【生活者】インターネット調査 【医師】オンラインアンケート調査
調査委託先:【生活者】アイブリッジ株式会社
【2018年実施調査概要】
調査名:ビタミンCに関するアンケート調査
調査対象者:
【生活者】全国の20代~50代男女12,731人(1次調査)、1,000人(2次調査)
【医師】全国のビタミンC点滴療法を実施する医師100人
調査期間:2018年3月12日(月)~3月19日(月)
調査方法:【生活者】インターネット調査 【医師】Fax調査






