フルーツを食べる人 vol.7 パイナップル

SUMMARY
  • ・パイナップルとは
  • ・たくさんの花が一つの果実になる
  • ・パイナップルの成分
  • ・注目の成分「セラミド」

特集記事としてお送りしているフルーツを食べる人”。
回を重ねるごとに反響をいただき、今回で7回目の連載となりました。今回は、熱帯のトロピカルフルーツであるパイナップルを取り上げます。
 
 
南米原産で、コロンブスが発見したといわれるパイナップル。 
 
はるか遠方の地で実る希少なフルーツとして、国王へ献上されたり貴族の間で重宝され、結婚式や晩餐会でのデザートとして一気に広まった。 
 
現代では、中国では酢豚にパイナップルが入れられたり、香港ではパイナップルパンが、台湾ではパイナップルのパイが有名だ。 
 
香港のパイナップルパンは、日本のメロンパンと同じく、パンがパイナップルの模様になっているだけで、パンの中にパイナップルが入っているわけではない。 
 
その名は、松ぼっくりに似ていることから、松(パイン)の果実(アップル)と名付けられたという。 
 
中国では鳳梨(ほうり)と呼ばれ、放射状に逆立つ細長い葉は確かに鳳凰の姿を連想させる。 
 
一般的なフルーツは、木にぶらさがって実るイメージがあるが、パイナップルは地面から生えるように育つ。 
 
実がなる前の花の段階からすでにトゲトゲしており、そのトゲトゲの一つ一つが花で、100~150枚くらいの花が集合している。それぞれの花の基部にある花托(かたく)が融合して肥大化し、一つの果実になる。 
 
花托(かたく)とは、花をつける枝の先端で、花の各部 が着生する部分のこと。 
 
その果実は、甘くて水々しいが低カロリーで、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養を豊富に含んでいる。 
 
糖質の分解を促すビタミンB1やクエン酸も豊富で、疲労回復にいいといわれる。 
 
タンパク質の分解酵素であるブロメラインは、胃液の分泌を促すクエン酸や腸内環境を整える食物繊維とともに、消化吸収を促進するといわれる。 
 
ブロメラインは、舌を保護する唾液のたんぱく質も分解してしまい、酸がダイレクトに舌を刺激することで、舌をピリピリさせる。 
 
そして、特筆すべきは、肌の保湿を高めるといわれるセラミドを豊富に含んでいることだ。 
 
セラミドは化粧品やサプリメントでも使用され、肌への潤いが期待できる今注目の成分だ。
 
肌は乾燥すると肌荒れをおこしやすくなる。 
 
乾燥が気になる今の季節、セラミドを摂ることができるパイナップルをデザートにしてみてはいかがだろうか? 
 
セラミドとは 
 
角質にあり、角層細胞同士のすき間を埋める「細胞間脂質」ことで、人の皮膚から水分が蒸発しないように守ったり、紫外線などの外刺激から肌を守るバリア機能として働く成分です。 
 
植物のセラミドは、人のセラミドとは構造が異なるが、水分保持の保湿作用はあるといわれる。 

【編集後期】
 
もし、この記事をお読みになって台湾のパイナップルパイにご興味をお持ちになられ、台湾へ旅行に行く機会がありましたら、弊社SPICがその経営をコンサルティングする台湾の日本元氣診所にも是非お立ち寄りください。 

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